岡村靖幸と聞くと、まず思い浮かぶのは独特の世界観を持つアーティストというイメージだと思います。
独特な感性、少しナルシストなキャラクター。そんなイメージを勝手に抱いていました。
でも、その印象をいい意味で変えてくれたのが対談集
対談集『幸福への道』でした。
対談シリーズ「〇〇への道」
この本は、
『結婚への道』から続く対談シリーズの一冊で雑誌連載をまとめたものです。
対談相手もかなり幅広い。
芸人 ミュージシャン クリエイター 政治家 お坊さん
本当に様々なジャンルの人が登場します。
対談相手を見ただけで読みたくなるラインナップです。
岡村靖幸の「聞き手としての面白さ」
この対談集で一番印象的なのは、
岡村靖幸の聞き手としてのフラットさです。
独自の語り口で物事を切り取り議論を深めていく面白さももちろんありますが、
岡村靖幸はかなり自然体で話を聞く。
相手の話をいったんそのまま受け取り、
そこから素直に返していく。
その距離感がとても心地いいんです。
だから読んでいると
「対談を読む」というより
隣の席で会話を聞いているような感覚になります。
岡村靖幸の“人を見る目”
このシリーズを読んで感じたのは、
岡村靖幸はかなり人に興味がある人なんだなということ。
芸人でも、政治家でも、僧侶でも、
立場に関係なくフラットに話を聞く。
全ての人に対して平等にリスペクトを持っている。
その姿勢が、この対談の面白さを作っていると思います。
岡村靖幸をもう一歩深く知りたい人へ
音楽だけでも十分魅力的ですが、
この対談シリーズを読むと
「人としての岡村靖幸」
が見えてくる気がします。
音楽ファンはもちろんですが、
すべての人におすすめしたい一冊です。

