この時代にCDのレンタルショップがあったら、
普通に繁盛するんじゃないかと思う。
というか普通にできてほしい。
中学生の頃、
TSUTAYAにCDを借りにいくのが本当に楽しみだった。
知らない音楽が果てしなくあって、
行くたびに新しい出会いがある。
TSUTAYAのおかげで聴く音楽が広がって、
さらに好きになって、
今でも音楽は人生の楽しみの大きな部分を占めている。
余談なんですけど、
ツタヤのCD棚のジャンル分け、
J-POP、邦ロック、洋楽、ジャズ、メタル
これにめちゃくちゃ影響受けてませんか?
メタルしか聴かない人とか、
邦ロックばっかの人とか、
これ、同世代あるあるだと思ってます。
話は戻って、今はサブスクで聴くのが当たり前になった。
便利さで言えば比べものにならない。
TSUTAYAの店舗がはち切れるくらいの音楽を、
どこでも聴ける。
ただ「出会い」という意味では、
そこまで広がらない気がしている。
結局、自分の好きそうな曲ばかり聴いてしまってる。
アルゴリズムが自分に合いそうなものをどんどん出してくる。
それは快適だけど、
同時に自分の好みの範囲を少しずつ固定していく感じもある。
気づいたら、
「好きなものの周辺」しか聴いていない。
だからこれは意識しないと広がらない。
レコード屋に行ったり、
人から教えてもらったり、
自分で探しにいかないといけない。
その点でCDレンタルはちょうどよかった。
よく分からないジャケットでも、
とりあえず借りてみるか、となる。
気に入らなければ返せばいい。
(当たり前なんですけど)
あの「100円くらいで試せる軽さ」
無料ではないからちゃんと選ぶけど、
それでもちゃんと冒険できる。
だからたまに思う。
今の時代に、
CDレンタルショップがあって欲しいなと。
むしろ今のほうが、
必要とされている気がする。
TSUTAYAに行くワクワク、
真剣に10枚選ぶ時間、
どんな曲か想像しながら帰る時間。
実際に聴いてぶっ飛んだり、
「思ってたのと違うな」となったり。
今では味わえない、
あのときだけの楽しさがあったなと。

