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「川っぺりムコリッタ」理想的な社会の在り方の一つ

なんとなくタイトルとサムネが気になりNetflixのマイリストに入れて長い間放置していましたが、

昨日お酒を飲んで早めに21時くらいに家に着いてから爆睡、24時過ぎに目が覚め寝れなくなって見ました。

2021年公開の映画

松山ケンイチさん、ムロツヨシさん、満島ひかりさんなどが出演しています。

開始早々映画の持つムードに心を掴まれました。

やはり、タイトルとかサムネでビビっときたものは間違いない。直感大事です。

タイトルで理想の社会の在り方の一つと書いたのは、わたしが普段生活をする上で思う人との関係性がまんまこの映画で描かれていたからです。

簡潔に言えば

迷惑はかけていい、みんながちょっとずつ損する

過去は詮索せず知ってもそれはそれと思う、現在何をするかが重要

人と何かを比べることはしない

などになるのですが、本当に理想の人との関わり方がそこに在って自分としては衝撃を受けました。

島田(ムロツヨシ役)の初対面で風呂貸してくれって言ってくる感じ、勝手に上がり込んでご飯と味噌汁食べにくる感じ

人としてはどうかと思うのは普通の感覚なのですが、わたしの友達にもこんな感じで図々しいこと言うし言われるしで、「助け合い」なのかはわからないですが「人に迷惑をかけない」よりは心地いい人との関わり方だと思います。

山田(松山ケンイチ役)が詐欺で捕まった過去があったり、島田が飄々としているが希死念慮が垣間見えたりしますが、興味本位で踏み込むことはせず、自分の考え方と合わないところがあればそこは伝えて理解しようとする。

一つの過ちを執拗に非難され、また、昔の過ちがいつ掘り返され非難される可能性があるSNS社会はほんとに恐ろしいと思います。

自分の判断基準持つことは重要だなと、流されて非難したり、知らんふりして思考停止するのは断固反対です。

社会で生きていく上で人の目を気にすることは避けられないですし、人の目が至る所にあり、増えすぎている。

ネットや社会と関係を断ち切って閉じこもることもできなくはないですが、わたしはしっかり人と向き合って、間違うことはあっても不器用なりにも他人に手を差し伸べるようにしています。

そのような理想の社会の在り方の一つがそこに在って非常におすすめの映画です。

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