音楽

ゆらゆら帝国は歌詞が素晴らしい

この記事をご覧の皆さんは
ゆらゆら帝国を聴いたことがある方が
ほとんどではないでしょうか

さて皆さん

ゆらゆら帝国の歌詞を
聞き流していませんか?

坂本慎太郎さんの狂った轟音ファズギター
亀川千代さんのうねりにうねるベース
柴田一郎さんの異常なくらい上手いドラム
個性的な3人が合わさったグルーヴ
音源はさながらライブでのアレンジ
魅力を挙げれば果てしない、
私の敬愛するアーティストゆらゆら帝国ですが

「ゆら帝の歌詞って
飾りみたいなもんだよね」

私の友人の衝撃的すぎる一言がきっかけで
この記事を書く運びになりました。

飾りな訳あるかい!!
ゆらゆら帝国は
歌詞が素晴らしい
バンドなんです!!

私は声を大にしてどうしても伝えたい!
この記事をご覧の皆さま
最後までお付き合いいただければ幸いです。

ゆらゆら帝国の歌詞が素晴らしい曲
3選を紹介します。

あえて抵抗しない/「空洞です」


さしずめ俺は一軒の空き家さ
垣根も鍵もついていないつもりさ
住もうが 焼こうが 
好きにしなもししたいのなら
さあ やるがいい 

あえて抵抗しない/ゆらゆら帝国

めちゃめちゃ抵抗を感じる歌詞!

そもそも「あえて抵抗しない」って言葉から
強烈な抵抗を感じませんか?

私はなんでこんな喧嘩腰やねんみたいな人には
あえてにっこり笑顔で丁寧な対応をするようにしています。
(お前の思惑通りムッとすると思うなよ
と心の中で思いつつ)

私なりのささやかかつ強烈な抵抗です。

そんな私はこの曲を聴いてぶっ刺さりました。

共感しかない!
この気持ちをこんなにも痛快に歌い上げた曲があるなんて!

昆虫ロック/「ミーのカー」


ぼく綺麗な虫ように
生きたいんださりげなく
ただそこにある物のように
生きたいんだ意味もなく 

昆虫ロック/ゆらゆら帝国

社会で異物感を感じることはありませんか?

普通に、思うままに生きているだけなのに
上手く馴染めない。
風にふかれて消えてしまいと思う時、
この曲を聴いて何度も救われました。

尊敬する坂本慎太郎さんも
同じ事を感じている
独りじゃないと。

この世界の何処かで同じ人間が居るんだと
心の支えになる素晴らしい曲です。

星になれた/「ゆらゆら帝国のめまい」

偶然こぼれた 涙を見てしまった
夕べ 見たくはなかった
急に 言葉が 無力になってしまった
流星ひとすじ 夜空に

羽が生えた人たちは
とうに飛び立ってしまった
星になれた 綺麗な
もう 触れはしないような
だけど今も 側で 羽を磨いてるような

星になれた/ゆらゆら帝国

素晴らしく完璧な歌詞に言葉が出ません。

非常に繊細なテーマですが、
透明で実体はないものが
寄り添ってくれるような
心地良さを感じます。

具体性と抽象性のバランスが秀逸で、
お伽話の世界に居るようで
現実を突きつけられているような感覚。

この曲に触れることで、
励まされたわけでもありませんが
孤独を感じることもありませんでした。

本当に救われました。
かけがえのない素晴らしい曲です。

以上、ゆらゆら帝国の
歌詞が素晴らしい曲3選でした。

最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
ゆらゆら帝国の歌詞の魅力が
少しでも伝われば嬉しい限りです。

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